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「まったく…初日から警察沙汰とはいい性格してるじゃないか」
風丸と松は今学校のある個室でオバサンを目の前にしている。
なんの特徴のないこのオバサンは実は学校で一番偉い理事長様だったりするのだが…
「警察沙汰とは言っても結果的に誤解とわかってもらってこうして学校にいるわけなのですが」
「言い訳は聞きたくないんだよ…まったくこの頃ストレスしか貯まらんね。ここの学校は問題しかない学校だから今更とやかく言うつもりはないけど、今後からは今回のようなことはないように」
そういい理事長はひときは大きいソファーに腰を下ろす
これで話は終わりということだろう
二人は「はい」と口を揃えて返事をして静かに廊下へ出た。
二人を見送った理事長は一息つき、机の上に置いてある紙を一枚手にとる
「ふむ…こっちの娘は…高町松。なるほど、所謂ドMか…まぁこんなのこの学校ではあまり珍しくもないな」
そういいもう一枚を手にとる
「こっちのボウズは…早坂風丸ねぇ…ん?へーこっちのボウズは面白そうじゃないか」
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