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普通なら自分の事をタイプだと言われて嬉しいはずだが.今は全く嬉しくなかった。
それどころか.逆に苛立ちを覚えた。
「何であんな娘と一緒にいるのかな…」
「そうよね~!あんな気持ち悪い女子と!」
どうやら俺の怒りは限界を迎えたようだ。
「おい…テメェら―「やめて!」
「何でだよ!?」
「いいの……行こ?」
「…っ!……あぁ」
何だよ.何で止めるんだよ……そうか……葵ちゃんはそんな事望んでないんだ……
「なぁ…葵って呼んでいいか?」
「え?…別にいいけど」
「葵…俺は葵の目は綺麗だと思う。俺が何で驚かないかわかるか?」
「………」
「実はな…俺も右目だけだが.色が黒や茶じゃなく青色なんだよ」
「………え?」
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