再戦って絶対に敵が強くなってるからめんどいよね☆

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「本当はここで食べちゃいたい所だが………その前に団長の命令を無視する悪い娘にお仕置きをしなきゃな」 “た、食べる!?”などと言いながら顔を真っ赤にしている思春。今日も可愛らしいです。 ここが戦場だというのを忘れてしまいそうだ。 「で、だ…………俺ははっきりいってまともに動けるのは数分が精一杯だ。だから、思春が頑張って隙を作ったらそこを突こう」 「おい、その策私の荷が重くないか?」 俺の策を聞いて、思春は険しい顔にかわる。確かに、重いんだけどこれしか思い付かない。 「まぁ、なんとかなるさ………ほら、敵さんもまってくれないみたい、だしよ!!」 思春と話している最中に大きく後ろに跳ぶ。先程、自分達がいた場所を方天画戟が音をたてながら通りすぎる。 そして、その場所に恋が着地しこちらを見据えてくる。 …………今回は本当に死ぬかも。 そう思うと、頬を汗が伝い地面に着地した 「いけ! 思春!」 瞬間、思春が地面を蹴り、上空へと飛び上がった。
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