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「うちの学校で
そんなことがあったんだ…」
「これは調べるっきゃないね!」
一人テンションが上がっているみのり。
「やめようよぉ。
ほんとに幽霊出てきたらどうするの」
「それは大丈夫よ。
お札と数珠と塩と聖水持ってるから」
お寺の娘ということもあり
美羽はバックから
身を守る道具を取り出した。
「はい。お札と数珠は人数分あるから」
一人一人に
札と数珠を渡すと
なゆは渋々札を受け取り、
手首に数珠をつけた。
「これがあれば安心だね~♪」
「じゃあ、
夜中の二時に学校に集合ね。」
「ああ、わかった」
「了解。」
「ここの窓入れるように鍵開けとこう」
唯人が窓の鍵を開け、
なゆの気持ちとは裏腹に
調査が決定してしまった。
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