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「なーゆ遅い!遅刻だよ~」
寝過ごしてしまい、
予定の2時より20分も過ぎてしまった。
なゆは校門で待つ4人の元に駆け寄る。
「すいません」
「なーゆはもうっ」
「まぁ、みんな揃ったし行こうぜ」
唯人を先頭に
閉まっている校門を飛び越えていく。
昼間の学校とは違い、
辺りには暗闇が広がる。
「う~ぅ」
「なーゆ手握ったげる」
みのりがなゆの手をぎゅっと握ると
なゆは顔を赤くした。
みんなは広い校庭を通り、
オカルト部の前に行くと
鍵のかかっていない窓を開け、
5人は深夜の学校へと入った。
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