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(;*゚ー゚)「………」
正直、緊張する。胸がドキドキするというかなんというか。
私の想い人は、兄者さんだ。容姿も良いけど、性格も好きで、子供っぽい一面とか、一つに縛っているチョッピリ長めの髪とか、……ああもう、何言ってんだろ、私。
とにかく、その想い人の部屋を訪れるのだから緊張しまくりだ。
それでも勇気を出して、ノックをしてみる。
「はい?」
声が聞こえた。兄者さん――じゃなくて、弟者さんかな?
(;*゚ー゚)「あの、しぃですけど」
そう名乗ると、ガチャリとドアが開いた。
(´<_` )「どうしました?」
出て来たのは短めの髪の――やはり弟者さんだ。
(*゚ー゚)「あの、お二人のことを所長が呼んでいて―――兄者さんは?」
(´<_` )「兄者は今トイレですよ。今支度しますから下行って待ってて下さい」
(*゚ー゚)「そうですか。分かりました。談話室に居ますから」
(´<_` )「了解です」
と、いうことなのでとりあえず談話室に戻ることにした。
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