Data01『マタン研究所』

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とりあえず俺達兄弟の紹介はこんなとこにしとこうか。もう食堂についたし。 ( ´_ゝ`)「しぃさんおはようございまーす」 (*゚ー゚)「あっ兄者さん!弟者さん!おはようございます!」 (´<_` )「おはようございます。いつもすみません本当に」 (*^ー^)「いえ、この仕事は楽しいんで、大丈夫ですよ」 紹介しよう。この女性は箱入しぃさん。彼女は朝早くからここに来ては、食事の準備、掃除や洗濯などをしてくれる健気な18歳の女の子。俺達が手伝おうとしても笑顔で『好きでやってますから』と言われてしまう。しかも働いてる理由は病気の父親の治療費の為らしい。本当に健気。 そもそもしぃさんの肩書きは助手なんだから……あれ、そういえば。 ( ´_ゝ`)「所長がまだみたいだが……」 (*゚ー゚)「あ、そうですね。呼んで来ます」 (´<_` )「あー…いや、俺が行きますよ」 (;*゚ー゚)「でも……」 (´<_` )「大丈夫ですよ。しぃさんは朝食の準備をお願いします。……兄者も手伝えよ」 (;´_ゝ`)「手伝うに決まってんだろ!!」 何この弟。俺が怠け者みたいじゃないか。 (´<_` )「……とりあえず行ってきますね」 (;*゚ー゚)「すみません……お願いします」 そうして弟者は食堂を離れていった。
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