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「実は、その鎖には神級の暗黒魔法がかけられているのです。着けたら最後、死ぬまで外れませんし、外したら命も外れます♪」 いやそんな上手くないし。なんつーめんどくさいものを着けてくれたんだあのピザオ…。 「でも、首輪のほうは知り合いに頼めば外れると思うから…、もう少し我慢できる…?」 にーちゃんは、本当ごめんと頭を下げる。 「いいよ、助けるためにあいつらに近づくチャンスを伺ってたんだろ?それに頭あげてくれ、首が絞まりつつある。」 何故か知らんが首輪がきりきりと絞まってきてるよ。あかん。苦しい。 「ご、ごめっ」 ばっと顔をあげると同時に、首輪も緩くなる。 主人より頭を低くしてろってことか?
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