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「…ふお。」
ふと目が覚めた。どこだここ。
右。檻。
左。檻。
前。おっさん。
後ろ。壁。
なんだこの状況。謎過ぎる。
次、五体確認。
頭。首に違和感。革っぽいのが垂れてるから首輪と仮定しておこう。
腕。両腕が鎖で繋がれてますね。なんのプレイだこれ。
足。勿論両足に鎖。
簡単に言えばテイトくんこんな感じじゃなかったか?
「やっと目覚めましたぜ旦那!!」
ビクッ
突然目の前のおっさんが叫びだした。
突然大きな声を出しちゃいけませんって習わなかったのー?
俺習ってないけどー。
ダメじゃないー。
「お。ちょうど目玉商品のばんだぜぇ。ほら立て!」
「っぐ…。」
首輪ぐいって引っ張られて、無理矢理立たされた。痛い…。
「さすがっす!デオーチ・マダオ様!」
…、ネーミングせんす悪!
あ、そこじゃないか。
出落ちって、マダオって。
なんだこのピザドンマイだな。
そのピザにつれられなんか広い舞台の上に。
なんで言うことを聞いてるかって?
痛いのが嫌だからに決まってるだろう!
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