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過去
もう、どんな風に
過ごしてきたかなんて
思い返せないよ
君と居る事が
日常だと
想い信じてきた
始まりは
偶然で
終わりは
残酷で
Pageの抜けた
本みたいに
僕らの記憶は
薄れてしまう
大切なものは
失ってから
気付くというけれど
その気持ちは
遥か深い病み
どれだけ
愛おしく
感じるだろう
共に生きた時間
寒いと
君と手を
繋いだら
温もりへと
変わった
あの日
街中で
君に似た人
見かけて
振り返ったけど
もう、君は
この場所に
存在しない
今はただ、
あの頃を
懐かしむだけ
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