ソトコ・ブルータル

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〔…私がソトコと呼ばれた理由。 私は、どこに行っても外で待っていたから。 居酒屋、バー、ディスコ。 私は、どこに行っても怨念を感じたから。 あのファミレスも、そう。 だけど、部の集合場所に私は我慢せざるを得なかった。 なぜなら、ケイスケに嫌われたくなかったから。 子猫を抱いた私にやさしくしてくれた彼。 あの夜、私たちは愛しあった。 私は、男の人と初めてカラダを交えたのだった。 そして、何度か逢い引きをしている内に、遙…あなたを身籠もった〕
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