Three Nature2 禁断のエリクシア

10/14
前へ
/15ページ
次へ
「…そして、現状を把握したく、貴方の国へ向かいました」 荒廃した土地 植物が1つも見当たらない 泣き叫ぶ赤ん坊 「…一体なぜ、反乱など…!」 この国は、平和であったはずなのに… しばらく後、惨劇の中枢である城下町までたどり着いた。 「そこで、貴方を見つけました。逃走中の2人の1人なのではないかと」 彼が、狙われているのなら 彼が、この国の王子なら。 「…保護しなくてはなりませんね」 竜の王子であると知られてはならない この子は、敵の大将に知られているだろう なら、平穏な自らの国で力を蓄えさせ 来るべき時に…
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加