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「…そして、現状を把握したく、貴方の国へ向かいました」
荒廃した土地
植物が1つも見当たらない
泣き叫ぶ赤ん坊
「…一体なぜ、反乱など…!」
この国は、平和であったはずなのに…
しばらく後、惨劇の中枢である城下町までたどり着いた。
「そこで、貴方を見つけました。逃走中の2人の1人なのではないかと」
彼が、狙われているのなら
彼が、この国の王子なら。
「…保護しなくてはなりませんね」
竜の王子であると知られてはならない
この子は、敵の大将に知られているだろう
なら、平穏な自らの国で力を蓄えさせ
来るべき時に…
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