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いつの間にか
そいつは泣き止んでいたようだった
しかし、いっこうに動こうとしない。気になり動くと、
ビクッ
とそいつの肩が震えたのが見えた
ああ…
俺にビビってるのか
「…フッ」
思わず笑いが込み上げてくる
まぁ、当然だよなあ
今のでどうでもよくなった俺は
気付くとまた声をかけていた
「怖がらなくてもいい。俺は何もしねぇよ?」
『…………』
再びシカト
このままでは何も進まない…
俺の手はそいつの頭に触れていた
すると
『ひゃっ!?』
と声がした
気分が良かった
そして何より
なんだ!この髪…
や、柔らけえ!!www
柔らかく弾力のある髪に、俺はやみつきになり髪の奥へ奥へと指先を進める
『わっ!!止めて下さいぃぃ』
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