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苺side 学校から帰宅中。 いつもならゆうりやゆうとと一緒なんだけど、今日は俺が先生に呼ばれたため、1人だった。 学校の門を出てしばらく経った頃、誰かの視線を感じた。 え?なに?ストーカー? 奴は俺が止まれば止まるし、俺が走れば走る。 り「怖い…っ」 なんで?なんで? あ、こうたくんに電話…! そう思って携帯を取り出した瞬間、ストーカーが俺の携帯を盗んだ。 り「返せよっ!」 そういってストーカーの肩を掴んだ瞬間、ハンカチで口と鼻を抑えられた。 り「…んぐ…っ」 だんだん遠くなっていく意識の中で最後に聞こえたのは、ストーカーの「これで、りょうすけくんは僕のもの…」という気持ち悪い声だった。 、
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