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りょうすけはすでに意識はなく、グッタリしていた。 とにかく家につれて帰らないと…。 ひかるに手伝ってもらい、りょうすけを背中に乗せ、その上にひかるの来ていた上着をかけた。 や「ひかる、家に電話して。リビングかどっかに布団敷いてもらって。 さすがに部屋のベッドには戻せれないからね」 ひ「ういっ」 八重歯side 正直びっくりした。 なにがどうなってるのか全くついていけない。 とにかく宏兄に言われたよう、家に電話をかける。 プルルル…プルルル 『もしもし』 ひ「ゆうと?俺!ひかる!!」 ゆ『光兄、どうしたの?りょうすけ見つかった?』 ひ「見つかった!詳しくはあとで話す」 ゆ『どうしたの?焦ってない?』 ひ「大丈夫大丈夫。あのさ、リビングかどっかに布団敷いといて」 ゆ『…?うん。わかった』 ひ「あ、布団の場所はけい兄とかがしってるから」 ゆ『うん…?』 ひ「じゃあ、バイバイ」 ガチャッ や「電話ありがとう」 ひ「うん。それより、急ご」 秋とはいえ夜になれば肌寒い。 りょうすけの体温が奪われないよう、小走りで家に向かう。 、
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