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最年長side 俺にぎゅっと掴まりながらわんわん泣くりょうすけ。 や「そんなに泣くともっと苦しくなっちゃうよ?」 しばらくするとりょうすけは泣き止んでうとうとしだした。 や「眠いでしょ?」 そう聞くとコクっと頷いた。 ベッドに寝かせようとしたら、やだ…っ、ってまた目に涙を溜めるもんだから慌てて抱きしめた。 熱のせいか、いつもより寂しがり屋で甘えん坊になっているりょうすけ。 や「ゆーりリビング行って体温計持ってきてくれる?」 ち「うん」 部屋の隅にずっと立っていたゆうりはそう言うと部屋を出ていった。 、
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