3

15/27
前へ
/92ページ
次へ
苺side 目が覚めるとまわりには誰もいなかった。 よーく耳をすませば、1階から声が聞こえた。 みんなのもとに行こうとベッドからでて、ふらふらしながら重い身体引きずるように歩く。 り「はぁはぁ…」 なんとか廊下に出たあたりで限界がきて、くらくらとして立っていられなくなった。 バタン 立ち上がることもできない悔しさと 、倒れた痛みで涙がでてくる。 り「うぅ…。痛いよお」 誰か助けて。 熱のせいか誰かに甘えたい衝動に駆られた。 普段より泣き虫にもなってる。 少年院にいたころは熱が出ても、こんなことなかったのに…。 どうしちゃったんだろう、俺。       、
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

339人が本棚に入れています
本棚に追加