3

20/27
前へ
/92ページ
次へ
グッタリと俺にもたれかかっているりょうすけの脇に体温計を挟み、軽く腕を押さえる。 しばらくして鳴った電子音。 今の状態などを記入する紙に表示された数字を書いて受け付けに持っていった。 や「そういえば、もうすぐクリスマスだね」 た「そうだね。今年はプレゼント7人分?(笑)」 や「毎年ながら多いね(苦笑)」 た「今年もクリスマス貧乏だな我が家は」 みんな両親は居ないし、普通の家族とはお世辞にも言えない。 だからこそ、クリスマスのプレゼントとかそういうところは、ちゃんとやって、親と変わらない愛情を最年長の俺が注いであげないといけないと思う。 、
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

339人が本棚に入れています
本棚に追加