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や「りょうすけもおいで」 玄関で吃驚したのか固まっているりょうすけに声をかける。 驚かないはずがない。 いつも明るいゆうりのあんな姿を見たのだから。 昔この家にきたばかりのゆうりは過呼吸なんてしょっちゅうだった。 だから、少なくとも俺は見慣れていた。 声をかけても動かないりょうすけ。 それだけ衝撃的だったんだろう。 りょうすけも心配だけど、今はゆうりのほうが大事。 りょうすけを置いてリビングに戻った。 、
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