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八重歯side
り「起きたときは、枕が涙でびっしょり濡れててね。あの夢はなんだったのか未だにわかんないけど…お父さんとお母さんはずっと見守っててくれてると信じてる」
りょうすけの話をみんな真剣に聞いていた。
過呼吸で眠っていたはずのゆうりもいつ起きたのだか、りょうすけを見ながら聞いていた。
り「ごめんね、急にこんな話…」
ひ「りょうすけ、頑張ったね…!」
そう言って膝の上のりょうすけをギュッと抱きしめた。
この小さな身体でどれだけの重いものを背負っていたのだろう…?
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