*第1章*

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すると、 「城崎ぃぃ~」 と背を向けてても課長のニヤけた顔が想像出来た。 「……なんでしょう」 私が顔だけ振り向くと、思った通りニヤニヤとしながらこっちを見ている課長の顔が視界に入った。 「お前はいっつも無愛想だなぁ~たまにはニッコリ微笑んだらどうだ? あん?お前ももう30前だろう?そんなんだから嫁にいけないんじゃないのか?ん?俺んとこ来るか?」 ガハハと下品な笑い方をしてこっちを見ている。
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