ぼくのなみだはきみのなみだ2

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「お主、ばればれじゃ」 りさは笑顔で答えたが、内心申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 亀山を応援できなかった事が苦しかった。 兄の方が大事だという訳ではない。 みねかの気持ちを尊重してあげたかったから、 今まで彼の恋心に気づいていないふりをしていたのだ。 「大雪になるかもね。 りさ、今晩予定ある? 」 「予定? ないに決まっておろう。 今晩はみねかの為にあけてある」 「じゃあ祝う準備しなくちゃね」 「お主、強いんじゃな」 りさは亀山の言葉が嬉しかった。 2人は、みねかが上手くいく事を強く願い教室を後にした。
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