竜宮伝説

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丸夫は、ペナ島太郎に恩がある。 それとはじめて見せた真剣な表情に、流されて了解してしまったのだ。 「ちっ、仕方ねぇな」 ペナ島太郎の身体はがたがたと震えていた。 それに気づきながらも、丸夫は彼のしている事が想像できなかったのだ。 「なあ、お前なんか辛い事で・・・」 ピンときた時にはもう遅かった。 「てめぇ、何してんだ。こらっ!!」
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