朝露の君

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朝露をはらんだように つぼみは少し俯いた あともう少しで その美しい花弁を開き 芳しい香りを振り撒いてくれそうだ どうしたらいい? そんな身も蓋も無いこと聞けやしない 必要なのはそっと撫でてやることだ それだけで十分だ
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