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「凌ってこんなに甘えキャラだっけ?」
「‥‥なんだよ、いいじゃん今日ぐらい。りん不足なんだよ。」
「‥‥な、なんか恥ずかしいんですけど!」
「‥‥つかお前さ。」
「ん?」
凌は私の体を少しだけ離して顔を覗き込んだ。
「ほんとに公平になんもされてねぇだろうな?」
「‥‥な、なにもって?」
「公平の誕生日だよ。俺が家に行く前。」
「何もないよ。」
「ほんとに?」
「‥‥‥‥当たり前でしょ。」
「‥‥‥なんだよ今の間。」
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