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「じゃあ私の好きなとこは?」
「え?」
「あるでしょ。一個くらい。」
だって私はどう頑張ってもりんちゃんにはなれないし、それなら公ちゃんが好きな私をもっと伸ばさなきゃ、でしょ?
「んー。怜は美人だし、スタイルいいし。サバサバしてて一緒にいて楽かな。」
「‥‥ありがとう、三つも言ってくれて。お世辞でも嬉しいよ。」
「お世辞じゃないよ。あ!あとそれから‥‥普段は勝気なくせに俺の前だとたまに女の子になるとこがむちゃくちゃかわいい。」
「‥‥‥っ!!」
きっと私の顔、真っ赤。
「‥‥公ちゃんて昔から変わらないよね、女の子にそうゆうこと平気で言っちゃうの。だからモテすぎちゃうんだよ?」
「怜が言えってゆーから言ったんでしょうが。」
まぁ、そうなんだけど。
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