怜の努力

6/7
前へ
/68ページ
次へ
「正直どこが好きなのかはよくわかんないんだもん。」 「ははっ。そりゃないだろ。」 「ほんとに。公ちゃんは実はドSだし、子供っぽいし、気が弱いし、優柔不断だし‥‥」 「おいおい。それ悪口だろ。」 「でも!そうゆうとこ誰よりも知ってるのは私だと思うし、そうゆうダメな公ちゃんも全部ひっくるめて好きだって‥‥思ったり‥‥する。」 あまりの恥ずかしさに伏せていた顔をあげると、公ちゃんは真っ赤な顔をしていた。 「‥‥公ちゃん?」 「‥‥お前、それ反則。」
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1603人が本棚に入れています
本棚に追加