01:嫁殺し!?超スパルタ指導!!

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赤羽 夏姫!! ついに、あのしきたりを受けることになりました!! 「我が洋館へようこそ、夏姫さん」 「よろしくお願いします!!」 私が通されたところは、あの時にいた場所ではなくその近くにある所だった。 「部屋に案内してもらって、荷物を置いてきたらまたここに戻って来てくれるかい??作法と武術の先生方を紹介するよ」 「わかりました」 近くにいた執事さんが、すっと私の横に立ち、荷物を持つ。 「あ、私持ちますよ」 「いえ、赤羽様の手を煩わせるわけにはいきません」 あ、赤羽様……!? 「夏姫さん、ここはそういう世界なんだよ。 たとえ、まだ婚約者でなくても婚約者同然の扱いをうけるんだ」 「分かりました。お願いします」 「かしこまりました」 うぅ…。 違和感があるな…。 でも、慣れていかなきゃいけないんだよね…。 大丈夫かな……??
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