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「まぁ、詳しいことは鷹代さんに聞いてもらえると確実かな??」
鷹代さんにか…。
なんか、すごく厳しそうなんだけど…。
「とりあえず、洋式を先に指導してくれるらしいからまずこれに着替えてもらえるかな」
そういって、楓さんが取り出したものは…。
ど、ドレスですか!?
ひぃぃいいいいいい!!
ドレスをまた着るとは…。
「嫌そうな顔をしておりますが、夏姫さんにはこの洋式の間は常にドレスで生活していただきます」
ま、マジか…!?
「当たり前でしょう。
マリアさんを見なさい」
うっ…。
確かに、マリアさんはいつもドレスだね…。
で、でもそれは、小さい時からでしょ??
「小さいと言わず、幼いと言いなさい。
それより、何をぼーっと突っ立っているのです??
早く、着替えてらっしゃい!!
しきたりはもう始まっているのですよ!!」
「はいっ!!」
心の中を読まれた上に、叱られてしまった…。
急いで、楓さんからドレスを受けとる。
「お着替えは、隣の部屋で10分以内に済ますこと」
お、鬼ぃぃいいいいいいいいい!!
慣れてないドレスを、10分で着替えるとかいじめすぎる…!!
で、でもこんなのは序盤なんだろうな…!!
よし!!
が、頑張るぞぉ~!!
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