第二章 特別棟の花子さん

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     食後に古文の授業。  究極眠くなるな、と明路は、教科書を握り締め、欠伸を噛み殺す。  ちらと見ると、斜め後ろの由佳は、立てた教科書に顔を突っ込み、欠伸していた。  思わず笑ってしまう。
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