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今から400年前、とある里は伊邪那美命(イザナギノミコト)の力により闇に包まれた。
そんなある日、自然の守り神であった久久能智神(ククノチカミ)の力により、伊邪那美命は封印され里に光が戻った。
ところが、伊邪那美命を封印した直後久久能智神は自分で木を生やしその木に身を置いた。するとその木は大地のエネルギーを吸い取っていた。大地は見る見る内に変わっていった。水と緑は枯れ更に、空がまた闇に包まれていた。里の者は里に仕える巫女に久久能智神を封印することを頼んだ。
巫女は承知し久久能智神が眠っている木に結界をはり木を種に戻し封印をした。封印したと同時に大地から生が戻り、日の光が戻った。
その後、巫女は久久能智神が封印された種を山の主である狼に種を護って欲しいといい狼に託した。
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