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文月「つまり一般生徒の一番強いやつを倒せば学校の頭になれんのか……………」
常盤「その思考がもう不良だよな」
今までは喧嘩を買いまくって学校No.1になったから、今度は試しに自力でなってみたいなーなんて思ってたりしてる。
桐原「全校生徒は400人強いて、学校の掲示板にランキングがあるから見てみな。
ランクを上げたい場合はとにかく自分よりランキングが上の相手に勝負を挑んで勝てばオッケーだよ。
ただしランキング勝負は自分よりランキングが70上の人までしか勝負を挑めないんだ」
ランキングについて説明してくれた桐原は、まだ常盤にマッサージをしている。
文月「それなら自分より70上の相手にどんどん勝てばいいんだな」
桐原「でも10位から上に挑むのは特殊で、まずは11位にならなきゃいけないんだ。
そこからは一つづつ勝っていく制度なんだ。
詳しくは校内にある掲示板にも書いてあるから見てみなよ。
対戦相手を探す場合は、掲示板で相手の名前を選ぶと居場所を教えてくれるよ」
文月「分かった、サンキュー。
まずは11位になるんだな……………時間がある時にでもやるか」
文月はランキングバトルに参加した!
なんだかやる気が上がった。
常盤「あとはクエストとイベントも教えておこうかな」
マッサージを長い時間受けながら極楽状態の常盤様が話し始めた。
常盤「クエストはそこら辺のゲームと同じだ。
人の頼みを聞いて、叶えてあげて、報酬を貰う……………これがクエストの流れだ」
文月「そのクエストってのはどこで受けられるんだ?」
常盤「クエストをくれるのは一般生徒や先生、もしくは私達だってありえるぜ。
クエストをくれるのは人の頭の上に、漫画のふきだしみたいなのに緑色の☆があるから、話し掛けてクエストをもらえばいい。
クエストは同時に三個まで持てるぞ」
なんだか本当にゲームチックなんだなこの世界……………
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