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井戸の底に落下中の三人は……………
天道｢うわぁぁぁぁぁぁ！？｣
三好｢ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！文月、これでゲームオーバーになったら恨むからなぁぁぁ！｣
文月｢俺はすでに恨んでるっつーの！｣
俺はこのゲームで二回目の落下を味わいながら怒りを吐き出す。
しばらくすると、何か柔らかい物にぶつかり、落下が終わった。
文月｢いっ……………………生きてるか？｣
三好｢なんとか………｣
天道｢こっちも………｣
よろよろと立ち上がり足場を確認する。
天道｢なんだこれ？トランポリンみたいだな｣
文月｢このおかげで助かったんだな｣
大きなトランポリンの様な物に助けられ、周りを見渡した。
三好｢なあ、ここにレバーがあるぞ｣
井戸の壁には、何かのスイッチらしきレバーがついていた。
文月｢きっと照明が付くとかじゃないか？｣
三好｢そんじゃ引いてみるか｣
上がっていたレバーを下げてみた。
ガコンッ！
天道｢おわっ！？｣
下げた途端、俺達が立っていたトランポリンの中心がかなり沈んだ。
三好｢なんなんだよ一体！？｣
文月｢多分だけど…………………凄く嫌な予感がする｣
沈んだ中心部に転がるようにたどり着いた俺達三人は大きく唾をのみこんだ。
バァァン！！！
勢い良く戻ったトランポリンは、おもちゃのパチンコみたいな原理で俺達を弾き飛ばした。
三人｢うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？｣
今度は落下ではなく上昇だった。
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