{第二話}

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転校生「拓斗…って言ってもわからないか?」 …こんなにカッコいい知り合いいたっけ? たくと…たくと、たくとぉ……―――――   *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * あれはいつのことだろうか… この傷を付けられたあの日はいったいいつだったんだろうか… 思い出そうとするたびに頭が痛くなったはずなのに…今は…――― 麻花「たっくん!!…おひっこしするの…?麻花も…麻花もいく!!たっくんと一緒にいたい!!」 たっくん…いっちゃヤダだよ。いっしょにいようよ。たっくん…… 拓斗「麻花…ごめん。麻花をつれてくことはできないところなんだ。僕もいっしょにいたいけど…………あのね、麻花…よ~くきいてね?僕…ヴァンパイア…きゅうけつき、なんだ……」 きゅうけつき…?ヴァンパイア…?あのちをすうひとのこと…?たっくんが…? こわい…けど……!!
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