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うっ…頭が……前ほど痛くないけど痛いよ……
拓斗「麻花!?」
「「「「…!!!???」」」」
意識が薄くなっていく中で聞こえた今でも愛おしい人の声…。
拓斗…おかえりなさい…。迎えに来てくれたんだね…ありがとう。
でも…遅いよ、バカ。あの後、私の血を吸って記憶を消したんだね。
だから、この傷跡があるんだね。この傷のおかげできっとすぐに思い出せたんだね……―――
麻花「…んっ…ん~~!!ふぁ…んふっ……た、と…///」
えっ…?えっ!!??た、拓斗にキスされてる~!?し、しかも激しっ!!くらくらするよぉ…
拓斗「…麻花!ご、ごめん!つい…。大丈夫か?急に倒れて心配したんだぞ?…あっ、ここ俺の家だから」
はっ!!??意味わからないんだけど??
とにかく…
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