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「おいっ!!」
流石にイラッときたのか、俺を軽く殴って、振り向かせる。
「なんだよー……」
「なんだよじゃないわ!聞いてたか?お前の為に語ってやってんのに」
俺の為?
ああ、そうだ。
ミラクの話をしてたんだっけ?
続きはどうなったかって。
全く聞いてなかった……
「ごめん、聞いてなかった……もう一回最初から頼む。」
「はあ!?……ったく。これで最後だぞ」
と、もう一回説明してくれるこいつは本当にいいやつだ。
我ながらいい友達を見つけたと思う。
「ってな訳で、ミラクがかっこよかったんだ。」
「なるほど、ね。また読ませてよ。」
「はいよ。」
とまあ、普段はこんな感じで割と楽しく過ごせてる。
けど、彼女が出来たらもっと楽しくなるんだろうな……
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