発端

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「ピリリリリリリリ!」 ..... 「ピリリリリリリリ!」 ...んっ! 「ピリリリリリリリ!」 「あぁぁぁぁぁ!もううっせえぇぇぇぇ!!」 もうホントうるさい。 そう思いながらもう起きなければと自然に頭がまわり始める。 「にしてもこのスマホのアラームやけに音でかいな。」 さてさて只今のお時間はっと ...8時ちょうど...あれ? 「やっべえぇぇぇぇ!!」 遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁ!! やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい! とにかくもう着替えねえと。 「行ってきます。」 俺は誰もいない自分の家にそう言った。 俺の親はだいたい家にいないことが多い。なんか忙しくない時間がまったくもってないぐらい大変な仕事らしい。 あぁ自己紹介が遅れたな。 俺の名前は橘 蒼(たちばな あお)。17歳の高校2年生だ。もっと他にも紹介したい奴とかはいるんだかのんびりしてると本当に遅刻してしまいそうなので学校に着いてからおいおい話していこうと思う。
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