第弐夜

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~新撰組屯所 副長室~ 未「海堂家??何ソレ美味しいの?」 歳「んな訳あるか。」 未来は土方に呼び出され 海堂家について聞かれていた。 未「聞いたコトありませんねぇ~。 新撰組どころか、 この時代全ての記録にも 'か'の字さえ出てなかった ですよー?」 歳「そうか…」 未「でも、皆さんがその記録を 残さなかったってコトも ありますから。」 歳「やはりか… 御上から、こいつらの記録は 残すなと言われたからな。」 未「…てか土方さん。 "海堂家"って響き なんかいいですよね!!」 Σスパンッ 未「いっ……たぁぁぁぁい!!!?」 土方を見ると、 手に大量の書類が 丸められて握られていた。 未「暴力反対!!脳細胞が消える!! てか書類で殴っていーの!!?」 歳「うるせぇ!!テメェの頭んなか なんざ元からねぇだろうが。 それにコレ(書類)は 佐之に書き直させる。」 未「わずかには入ってるハズ!! 佐之さん不憫だし!!」 未来はとことんツッコミを入れた。 未「全てにおいて理不尽だよね、 副長って。」 Σスパコンッ 未「~~~~~~~~~~ッ!!!!」 再び叩かれた。 未「だから暴力反対ぃぃぃぃ!!!」
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