第参夜

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雅「じゃあ僕は左側の10人を」 悠「じゃあ俺右の!!」 彼「奉行所…ハル、応援…」 黒い影が空を飛ぶと それが合図のように 斬り合いが始まった。 月が雲に隠れ、 辺りが闇に包まれる中で 刀がぶつかり合う音が木霊する。 5分も立たないうちに、 相手の数が残り3人にまで 減っていた。 歳「あいつ等が、海堂…?」 謎に包まれていた海堂家が 自分達の目の前にいる。 今まで追い掛けてきた人間が… 歳「……な訳ないな、聞き間違いd 彼「現実逃避、駄目…」 ~~~っっっわぁぁ!!?」 総「わぁ、土方さんみっとも ないなぁww 背後をとられて、 悲鳴あげるって、鬼副長がw」 土方の後ろには、 いつの間にか彼方がいた。 彼「これ、海堂の証…」 そう言って彼方は、 脇差しを土方に渡した。 彼「"柄に、海を型どった紋章"。 …令状に書かれてたはず。」 一「…令状?」 コクリ↓↓(..) 歳「斎藤、ソレは後々話す。 …しかし、暗くて見えねぇ。」 さっきまで散っていた火花も 見えなくなっていた。 雅「お疲れ、カナ。」 彼「お疲れ。…奉行所、もう少し…」 雅「そうか。それまでに この人達縛っとかないとね。」 彼「…ハルは?」 雅「まだみたいだよ?」 悠「…一応聞くけどさ…… 俺の存在、忘れてないよな?」 彼「……………。(´・ω・`)」 雅「あぁうん……(((・・;)」 悠「忘れてたよなその顔!! カナにおいては否定する気 ないだろ!!?」 彼「嘘はつかない…」 悠「素直で良い子だよカナ!! だけどその素直さが 今は傷付くぅ!!」 ・゜・(つД`)・゜・ 総「…僕達も忘れてますよね…」 彼・悠・雅 「「「……………あ。」」」
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