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微妙な沈黙がその場を支配する。
榎本はパソコンの電源を切ってから何も言葉を発しない。
笑いすぎてしまったかと少しだけ反省する青砥。
しばらくするとカチャカチャと無機質な音が響き、青砥は顔を上げた。
榎本は既にパソコンの前には座っておらず、またもや錠前の様なものを弄っていた。
「それ、新しい鍵ですか?」
話題を変えるチャンスかと思い、榎本の背後から彼の手を覗き込む。
「ええ」
返す声音は相変わらず無機質で、青砥はむぅと唇を尖らせる。
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