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「8時か、学校まで5kmやべぇ!遅刻になる!」
と俺は制服に着替え頭はボサボサのままパンを咥え、自転車で学校に、両親は朝早くから仕事という事だった。
「うわ~やべ!マジやっべ~!」
やべえという言葉何回使ったのだろうか?
そうしているうちに学校に着いた
時刻は8:29
あと1分でHR(ホームルーム)が始まる時刻だ。
「ふぅ~危ねえ~!」
と教室の自分の机に着き、一安心。
ピンポンパンポーンとチャイムが鳴るとドアがガララッと開き、先生が入室。まるで、チャイムが鳴るのを待っていたように.....
「じゃあ、早速HRだ!今日が一番大変な日になると思うがな。」
と先生は云い、出席をとった。
「全員いるな。よし!自己紹介でもするか。」
「じゃあ、俺からだ。昨日も言ったと思うが念のため、俺は神山春水(じんさい しゅんすい)だ!趣味はアレだアレ!んじゃ次行け!男子1番!」
「え、面倒い、名前だけ云う。亜樹 宏介(あき ひろすけ)宜しく。」
何だこいつ、主語使ってねぇ!どんだけめんどいんだよ!とつくづく思った。
「あ~俺は~榎原仁(えはら じん)宜しく!」
とどんどん自己紹介が進み
俺の前で
「僕は鳩山ケン(はとやま けん)えーと超能力をここに........」
何言ってるんだ?アホか?此奴、あっち系の人か。
神山「あとで、こっちこい鳩山。」と神山は云い「次だ次だ人前お前だ!」と云われやむなく机から立ち上がる
「え~と人前錦織です。趣味は多彩です。特技は......ふわぁ~」あくびが出た
「おいおい、特技はアクビかよ!」
と神山の突っ込まれる。
みんな失笑。
「いえ、特技は長距離です!以上です」
と顔を真っ赤にしながら云い座った。
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