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コツ コツ
廊下に歩く音が響く。その音を出しているのは俺──神田 亮。
今は時間で言うと放課後にあたる。何故そんな時間に廊下を歩いているかと言うと……ある場所に向かう為だ。
暫く歩いているとその向かう場所についた。そこには『お茶会部』と書かれてある。
俺はそのドアノブに手をかけ回した。そしてゆっくりと扉を開けた。
「遅いぞ神田!」
開けた瞬間俺に向けて尖った鉛筆が飛んできた。間一髪避けて顔に穴を開けずにすんだ。
「何するんですか!渚先輩!?」
「あれ?私何かしたっけ?」
「凄いですね。どうしたらさっきの事を忘れるんですか?バカなんですね」
「うるさい!」
今度は消しゴムを投げてきた。これは避けれなかった。
この危ない女性──工藤 渚。俺より一個上。
この人は髪の毛を毎日ポニーテールにしてる。それでも腰辺りまであるからかなり長い髪だ。
さらに性格とは反対で一言で言えば美人。ややつり目の二重。鼻も高くモデルよりも綺麗だ。
そして胸がでかい。……DかEぐらいある。
そしてスカートとか上げボタンも何個か開けてエロいよ。
見た目はこう美人でモテモテだが……性格がね。もうマウンテンゴリラだよ。……あ、何でもないです渚先輩。
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