カウントダウン

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決断を口にしてから、父とも母とも話すことなく、そっと自分の部屋に帰り閉じこもって泣いていた。 しばらくしてドア越しに母から 『○日までに、出て行くようにね。自分で荷物をまとめなさい。』と言われ泣き叫んだ。 泣いても叫んでも自分自身で決めた道。後悔してもどうにもならないこと。頭で分かってる。分かっても、気持ちがついていかない。 泣き疲れいつの間にか寝ていた。すると父が『○日○時に迎えにくるから準備しとくように』と言い家を出て行った。
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