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そうこうしている内に、俺は図書館に辿り着いた。
この学園の図書館は非常に広くて、あらゆる本が沢山あった。
その中には俺の好きなジャンルの本が沢山あった。
読書好きと相まって、昼休みや放課後はここでよく過ごしているのだ。
図書館の係員:「黒崎さん、こんにちは。いつも来て下さってありがとうございます。」
亮太:「いえいえ、よろしくお願いします。」
そう言うと俺は本棚から本を大量に取り出し、それらを持って机に座った。
そして、早速読書を始めた。
真剣に読んでいたため、一冊読み切るのに時間がかかってしまった。
しかし、まんざらでも無かった。
そんな中、1人の生徒が窓を指して小声で叫んだ。
男子A:「みんな、こっちに来て下さい!」
そう言うと、図書館のみんなは窓に集まった。
俺も気になったため、みんながいる窓に集まった。
俺が窓から外を見ると、みんなが集まった理由を理解した。
窓の外側には長い赤髪の女子がいた。
その女子はとにかく綺麗だった。
女子D:「リアス・グレモリー先輩よ!」
男子B:「学園のマドンナだ!」
リアス・グレモリー、聞いたことがある人だ。
北欧からの留学生で、この学園のマドンナだ。容姿端麗かつ成績優秀でみんなの憧れである。
なるほど、その人がいたらみんなが騒ぐのは当たり前だ。俺も分かる。
そんな人が最近、兵藤とよく一緒にいるのを目の当たりにする。何故なんだろうか?
そう考えているうちに、リアス・グレモリーは窓から消えてしまった。
リアス・グレモリーが窓から消えたのと共にみんなは元いた場所に戻った。
俺も元いた場所に戻り、読書を再開した。
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