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「それで、一人で見張りか」
「ええ。けど、物音に誘導されたりで、どうにも犯人が掴めないのよ」
ダメじゃん……。
「……ならやっぱり人員増やした方がいいんじゃないか?」
「違うのよ。こう、何というか、かなり騙し方が巧妙というか……」
難しい顔をして身振り手振りを加えながら、鈴仙は必死になって説明する。
けど、やっぱ人員増やせという結論以外には辿り着かなかった。
んな、相手はルパンじゃないんだから……。数で押せば捕まるだろう……。
「……ところで、今更な疑問良い?」
「んっ、何だ?」
「何であなたが、薬盗まれてる事知ってるのよ。師匠も私と姫様以外に教えなかったのに」
「…………」
あー……。やべえ。
やっちった☆ 悪い、永琳。
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