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「さて……」
流れで現場調査が出来なくなってしまった。
自分のミスで捜査が難航するとは。予想外だ。
ハッハッハッ!
「どうしよ……」
夜中にこっそり侵入……。したら、鈴仙に蜂の巣にされるな。
明日の朝にはまた鈴仙がいるだろうし。
いやもういいや。別方向から捜査しよう。
「…………!」
おっ。
何やら怒り狂った怒鳴り声が……。
「師匠! どういう事なんですか!」
「えっと、うどんげ。まずは落ち着いて……」
「これが落ち着いていられますか! あんなどこの馬の骨とも知れない奴に捜査を依頼して!」
「いや、それはね……」
「そんなに私が信用出来ませんか! 師匠!」
永琳に詰め寄って、鈴仙が涙ながらに怒鳴っている。
…………。
よし。見なかった事にしよう。
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