ヘブンズドラック

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   で、次の日。  本来なら、早く起きて事件捜査をするべきなんだが……。  久々の酒のせいで、寝坊した 「もう昼じゃねえか……」  普通に寝過ぎたわ……。  しかし、大した量飲んでも無いのにこれは、あの酒結構強い酒だったんじゃないか……?  そんな事を考えながら廊下を歩いていると、正面から何かデカい箱を持った永琳が歩いてきた。 「あら、おはよう宮戸」  …………。  ああ。俺、永遠亭に泊まったんだ。  忘れてたわ。ていうか一瞬永琳の事も忘れてたわ。 「おはよう永琳。何運んでんだ?」 「薬を運んでいるのよ。良ければ手伝ってくれない? ついでにちょっと話があるから。二人きりで」  わー。笑顔が怖いぜ永琳ちゃん。  今にも俺を殺しそうな勢いじゃないか。    
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