プロローグ

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歯を磨いて着替えも済ませ、テレビを見つつ親父に相づちをうったりしていると時間も丁度良くなったので、 「じゃ、いってくる」 椅子から立ち上がりそう言った。 「そう言えば…」 お袋が突然、何かを思い出したように言った。 「鈴華は良いのかしら?3年生なのに?」 確かにそうだ。俺が中3の時も準備やら何やらさせられた。しかもアイツは生徒会副会長だ。やることあるんじゃねーの? まぁ、俺には関係ないか。 「いいんじゃない?ほら、私立だし。」 と言うと、 「そうね、私立だものね♪」 と安心した声が帰ってきた。 まったく、私立って設定は便利だぜ!
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