19人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・」
赤い戦士は静かにその場でダガーナイフを構え直す
「くっ・・これなら!」
右肩と右肘の針を赤い戦士に向け飛ばした
合計十数本はあるだろう
だが赤い戦士はダガーナイフで難なくそれらを弾き飛ばす
「ふん、今の数なら弾かれても・・はぁー!」
頭、左肩、胸、左肘、両膝、両足の残る全ての針を放った
「・・・・・」
赤い戦士は上へジャンプして無数の針を回避
弾けなくても避けてしまえば終わりだ
「なっ、くっそ!」
赤い戦士は針鼠の怪人の目の前に着地する
「このっ!いい気になるな!」
針鼠の怪人はすぐさま赤い戦士に蹴りを放つ
赤い戦士はその蹴りを腕で押し返し、針鼠の怪人をダガーナイフで横一線に斬った
「うぐぁあ!」
そして赤い戦士は間髪入れず連続斬りをしかけた
「ぐっ!がっ!ぐあああああっ!!」
電光石火のナイフさばきで1ミリの容赦も無く繰り出されていく攻撃の嵐
「あああああああ!!」
身体中を斬られまくり、針鼠の怪人は痛みに叫び苦しむだけで何も出来ない
最初のコメントを投稿しよう!