Midnight Judgment

6/11
前へ
/29ページ
次へ
「・・・・・」 赤い戦士は静かにその場でダガーナイフを構え直す 「くっ・・これなら!」 右肩と右肘の針を赤い戦士に向け飛ばした 合計十数本はあるだろう だが赤い戦士はダガーナイフで難なくそれらを弾き飛ばす 「ふん、今の数なら弾かれても・・はぁー!」 頭、左肩、胸、左肘、両膝、両足の残る全ての針を放った 「・・・・・」 赤い戦士は上へジャンプして無数の針を回避 弾けなくても避けてしまえば終わりだ 「なっ、くっそ!」 赤い戦士は針鼠の怪人の目の前に着地する 「このっ!いい気になるな!」 針鼠の怪人はすぐさま赤い戦士に蹴りを放つ 赤い戦士はその蹴りを腕で押し返し、針鼠の怪人をダガーナイフで横一線に斬った 「うぐぁあ!」 そして赤い戦士は間髪入れず連続斬りをしかけた 「ぐっ!がっ!ぐあああああっ!!」 電光石火のナイフさばきで1ミリの容赦も無く繰り出されていく攻撃の嵐 「あああああああ!!」 身体中を斬られまくり、針鼠の怪人は痛みに叫び苦しむだけで何も出来ない
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加