case1

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To綾瀬未来 本文 未来に二日間メール出来なくてごめん。 でも凄い事があったんだ、僕と顔とか性格とか全部似てる人がいたんだ。 気もめちゃくちゃあって友達になれたよ。 他のみんなも仲良くしてくれるし思ってたより良い場所だよ。 ただ圏外になる所が多くてね..... 未来とはあんまり会えなくなるけど、電車ならすぐ会いに行けるから。 神谷迅はそう携帯に打ち込み送信した。 屋上は学校で唯一電波が立つ場所なのでこれを機に送る事にした。 「今の誰だぁ? 彼女か?」 テンションを上げた大輔が迅の首を絞めた。 「ち、違うよ、ただの仲の良い人だよ」 実際は男女交際をしている東京在住の大学生である。 迅とは一つ年が離れている。 東京に住んでいた時近所に住んでいたので知り合った。 「そうかぁ? お前にやけてたぜ? 電波が立つ場所教えてって言ったから連れて来てやったんだぜ? 親友に誰くらい教えてくれても良いんじゃねぇの?」 大輔の一方的ないじめにより迅はあっさりと告白してしまった。
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